ハトのつぎは、何だ?

「おい、どうやらHATOってのが、流行っているらしいな」

「そうらしいです。かなり巷では売れているそうです」

「よし。うちもそれをパクって、ヒット商品を出そうじゃないか。おいプレステするぞ」

「それをいうなら、ブレストです」

「よし、じゃあ、佐藤くん。意見を言い給え」

「はあ、そうですね。まず、私、そのHATOってものを知らないんですが…」

「どうやら、鳩時計らしいですよ、Iotの」

「鳩時計。なんでそんなものが売れているんだ」

「どうやら、時計じゃない機能があるらしいです」

「時計じゃない鳩時計。どういうことだ?」

「なんでも、死にかけのじいちゃんの枕元に置いておくと、元気になるらしいです」

「健康グッズの一種か?」

「そうなんですかね。やはり今は超高齢化社会ですから」

「よし。じゃあ、その鳩に代わる健康グッズを考えればいいんだな」

「鳩の代わり、鳩の代わり…じゃあ、鶏ですかね」

「鶏でどうするんだ」

「鶏といえば、目覚まし時計じゃないですかね」

「Iot目覚ましか。なんかすでにありそうだが…」

「文鳥の方が可愛くないですか?」

「いや孔雀の方が、エロくていいと思う」

「僕は雀がいいです」

4コメント

  • 1000 / 1000

  • Yasushi

    2018.09.18 14:41

    ぜひ、シナリオ学校の先生を呼んで、構成の秘密について、語り合いたいです!
  • Kiyohisa

    2018.09.18 14:32

    もっかい、いや、何度も読んでるんだけど、、、どうしてもストーリーに引き込まれてしまう。完全に振られて、気持ちよく投げ飛ばされるというか、、、何度も読んで、内容も全てわかっているというのに。。
  • Kiyohisa

    2018.09.18 13:59

    いや、よし。のくだり、すごいわー。絶対わかってないもん。よし。じゃないもん。間が生まれて、キャラ立ちしてる。たった2文字なのに。無駄のない美しさ。

HATO小説部

OQTA HATOの小説をみんなで書き、出版を目指す部活です。